班対抗 大捜査戦!

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キャンプ3日目ともなると、子ども達は自分の思い(意志)を今まで以上に表現し始めます。それは仲間との距離がぐ〜と縮まり、チームとしての機能し始める一つの兆候でもあります。
そんな時期に、一度、班の結束力を確かめるべく、「班対抗 大捜査戦」を実施しました。
当初の日程では「大運動会」と標記してあったため、子ども達は「かけっこ」であったり「つなひき」などを想像していたようです。しかし、これでは一年生は6年生に太刀打ちできません。さらには、学年別に実施したところで何もおもしろくもありません。足の速さではなく、力の強さでもなく、知識の豊富さでもなく、一生懸命努力した班が勝てる運動会、それが!、「班対抗 大捜査戦」です。
それを聞いた子ども達は、しばしあっけにとられていたようですが、かけっこが嫌いな子ども達は意気揚々としています。
大事なのは、「フルバリューコミット」。カールルイスが50%の力で100mを12秒で走ること。小学校1年生が100%の力で100mを22秒で走ること。私たちが評価すべきは、小学校1年生ですよね。それのことに各チームが気づけば、実は勝敗なんて関係ないのです。そんな事を、競技のあいだ、子ども達は感じる場面(ささいなもめ事)から学んでいきます。
さぁ、競技が始まります。
ところが、きむは全くルールを説明しません!
子ども達に渡されたのは一枚の封筒。子ども達が一斉に封筒の中身を確認します。このとき興奮は絶頂に。緊張の一瞬です。

その中に書かれていたのは「暗号」・・・
「ケキニンヤチウコ」

捜査はここからスタートしました。
暗号解読「こうちゃんにきけ」
そうです。装備スタッフの心優しいこうちゃんに聞け!という暗号です。いち早く解読した班からは大きな歓声と、「おちつけ〜」という叫び声が。子ども達は他の班に悟られないよう、こうちゃんを探します!
しか〜し、次第に他の班も暗号を解読し始めると、動きが一気に加速化!
この緊張感をブログでお伝えできないのがくやし〜!!!
倉庫に隠れていたこうちゃん、見つけた班には再び一枚の封筒が。そこにはチームで解決しなければならない課題が4つ。
1.各班に王様を一人決め、その他はその王様を他の班から全力で守らなけ  ればならない。(タッチされたら減点)
2.幸運を呼ぶ四つ葉のクローバーをできるだけ多く見つける
3.葉の一番大きなフキを収穫
4.草地に放牧されている動物の種類と数を調べる
5.きむの居場所をさがせ。そこがゴールである。
制限時間は2時間。子ども達は広大な牧場を縦横無尽に駆け回りました。



結果は子ども達がキャンプのお土産として持ち帰ります。この白熱した捜査戦のストーリーを是非楽しみに待っていてください。
(続く)
きむ

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