冬の大冒険まであと1ヶ月

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今年で11回目を数える厳冬期の子ども長期自然体験活動、
スノーワンダーランド2011まで、
ついに、残り1ヶ月!!!
となりました。今現在、全国各地から総勢27名の小さな冒険家
が集結しています。残り3枠にはどんな冒険家がチャレンジして
くれるのか、とても楽しみです。
そもそもスノーワンダーランドとは、くずまき高原牧場を中心と
し、様々な酪農体験、冬の自然体験、仲間との生活体験、ホーム
ステイ体験等を通じて、子ども達の生きる力を育む事を目的とし
た教育活動です。
しかし、教育活動一言で表現しましたが、学校で行われている概
念学習とは大きく異なります。スノーワンダーランドが目指す教
育は、体験学習法に基づくプロセスを大切にする教育活動、オン
リーワンを認めあう活動です。
つまり、
『雪が溶けたら何になりますか?』の設問に対して、
概念学習では『水になります』が正解。一方で、
体験学習では『春になります』も正解の一つとして尊重します。
一人一人違っていい!大切なのはそれを認め合あえる人間力を育
成すること。協力や信頼という言葉の意味を様々な対立・和解・
合意形成というじっくり時間をかけた体験を通じて学んでいきま
す。
ここで、過去に参加した子どものご両親からお伺いしたエピソード
をご紹介します。
親『毎年同じプログラムなのに、なぜまた参加するの?』
子『プログラムが同じでも、参加する仲間やスタッフが変わること
  で、毎年違ったワンダーになるんだ。一度も同じと思ったこと
  はないよ。』
まさに、私たちが目指していることを子ども心に端的に感じとって
くれている一幕です。私たちは、プログラムをこなすことに力点は
置いていません。プログラムから偶発的に発生する様々な感動やト
ラブルを、それに関わる全ての子ども達、スタッフと共有すること
を大切にしています。だから、同じプログラムでも、感動や印象は
全く異なるのです。
ちなみに、この子は今年も挑戦してくれるようです。嬉しいですね。
さて、一体どんな活動をするのか、気になってきましたね。そこで、
昨年の振り返りということで、5枚の写真をご紹介します。あくま
で2週間という長期間のほんの一部でしかありませんが、昨年体験
した子ども達にとっては、懐かしくも奮い立つ様な感情がきっとわ
き起こる!?ことと思います。
あと1ヶ月、私も体調を万全に整え、2週間の大冒険を体をはって
子ども達、ボランティアスタッフと共に楽しみ乗りこえます!
今年もみんな来ます!にぎやかなスタッフ達!乞うご期待!

朝食前の牛のお世話。外は−10℃以下・・・。時には、−20℃
を下回ることも。ここまでくると、むしろ−30℃を体験したくな
るほど気持ちが高ぶります。

2週間親元を離れると、やっぱり寂しい・・・。でも、ここには確か
に第2の家族が創造されます。様々な対立を経て、その絆はどんどん
深くなります。実にあったかいね〜。

葛巻町の酪農家宅へ2泊3日のホームステイ!ここにも第3の家族が
誕生します。楽しかった分、別れはお互い辛いものです。涙涙のお別
れも・・・大切な経験です。


続きは、
1月2日からのスノーワンダー冬の物語で!
きむ

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