緑色のカエル 茶色のカエル

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くずまき高原牧場には
緑色のカエルも 茶色のカエルも どちらも生息しています。
そして、どちらも子ども達に捕まりました。  


と、今日はそんな話ではなく、
みなさんは『緑色のカエル 茶色のかえる』という本をご存じですか?
ジャンルは?と問われると、
子どもの絵本のようだけど、全世界1000万人のビジネスマンに読まれた
と聞くと、ビジネス書のようにも感じますが・・・
その本がこれです。

話の内容は、
登場人物(動物)は、「緑色のカエルさん」と「茶色のカエルさん」です。
どちらのカエルもイラストがとても愛らしく、悪びれた様子は全くありま
せん。
緑色のカエルさんは
「透き通ったきれいなめがね」をかけ
「正確に方向を示す方位磁石」をもち
「水がたっぷりはいる水筒」をもっていました。
一方、茶色のカエルさんは、
「汚れでくもっためがね」をかけ
「こわれた方位磁石」をもち
「水がこぼれるほどの穴のあいた水筒」をもっていました。
そんなカエルさんたちは、3つの同じ場面に出会います
?最初に、池に出会います
緑色のカエルさんは「きれいな池だなぁ」と感じました。
茶色のカエルさんは「にごった池だなぁ」と感じました。
?次に、森に出会います
緑色のカエルさんは「なんて楽しそうな森だろう」と感じました。
茶色のカエルさんは「先が見えない森に恐怖」を感じました。
?次に、泉に出会います
緑色のカエルさんは水筒でたっぷり水をくんで飲み大満足でした。
茶色のカエルさんは水筒で水をくんで飲みましたが物足りませんでした。
?あるひ、2匹のカエルが出会いました。
すると、茶色のカエルさんは自分のメガネがくもり、方位磁石が壊れ、
水筒に穴が空いていることを知りました。そして、全ての不備をただし、
あたりを見渡すと、そこにはすばらしい景色が広がっていました。
つまり、同じ情報を平等に与えても、見る人の感覚や感性によって出て
くる答えが全く異なる。だからこそ、視野を広く持つこと、広い視野を
持つために沢山の人と出会うこと、情報を得ること。パッションを持つ
こと。
・葛巻町長の鈴木重男氏はこのようにおっしゃっていました。
『夢しかかなわない』
・前葛巻町長の中村哲雄氏はこのようにおっしゃっていました。
『情報の量が仕事の質を決める』
・養老猛氏は著書「ばかの壁」でこのような感性の数式を示しています。
Y=aX(a定数、Xは変数)*同じ情報Xを与えても感性aでYは変わる。
これらを勝手にまとめると、
仕事率=感性×情報×夢×情熱×体力×気力×人間関係力 ときどき+運
大人社会では、どれが特段重要ということではなく、どれも重要で、どの
部分が自分に足りないかを知ることこそ重要なのだと気付かされます。
きたるスノーワンダーランドで育みたい力・・・
それは、感性と人間関係力。副産物として、情報、夢、情熱、体力、気力。
と感じています。
さて、今日ご紹介した本。とても奥が深いです。絵本とは思えません。
一読の価値ありです。
さて、みなさんは買って読みますか?
それとも立ち読みで済ませますか?
ちなみに私はもらいました。
きむ

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