ファームワンダーランド2012 スタート♪

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葛巻町にもついに短くも暑い夏がやってきました!
そして、昨日から2泊3日の『ファームワンダーランド2012』がスタート。
今年も元気いっぱいの子ども達が各地から集まっています。
初めて親元を離れてキャンプに参加する子、初めてテントで一夜を過ごす子、
初めてカブトムシを採るというこ。ファームワンダーは、そんな『初めて』に一
歩踏み出すキャンプです。初日の活動を簡単にご報告します。
○初日
10:30 入村式
11:00 ラベンダー畑を歩いて森の中へ移動
11:15 エンジュの木で作る名札作り
12:00 森のランチ(くずまき高原牛丼、高原牛乳、味噌汁、デザート)
13:00 テント設営
14:00 カブトムシトラップ
15:30 森の自由時間
16:30 入浴
17:30 夕食(焼肉ジンギスカン、野菜、くずまき高原ヨーグルト)
18:30 片付け
19:00 今日の振り返り
20:00 カブトムシ探し
      カブトムシとクワガタムシをゲット!!
21:00 就寝
○2日目
 4:00 子ども達、カブトムシ探しに出かけると言い出し、みな起きる。
 7:30 朝食
昨日から今日までの活動です。
次は、森の様子を写真で紹介します。
 
名づけて森の空中ブランコ。森の斜面に設置されたブランコです。森に投げ出されそうな感覚になるとてもスリリングなブランコ。

シラカバの一本橋。なぜ、子どもは一本橋をみると渡りたくなるのでしょうか。気がつくと子ども達なりのルールで、遊びが創られていました。これがキャンプの良さ、森の良さですね。何もかも子ども達をルールで縛るのではなく、そのルールを自分達で創るという経験を多く積む機会が必要です。その話し合いをし合意形成できるのが小学生と幼児の違いです。

こちらは『森サッカー』が始まりました。正確にはフットベースでしょうか。子ども達の遊びはいつも創造にあふれています。

たくさん遊ぶと当然おなかもすきますね。夕食はジンギスカンパーティー♪少し
多いかなと思ったお肉も野菜もおにぎりも全て間食。当然ながらこんな声も。
『食べ過ぎて腹いて〜』


夜はカブトムシ探しで大はしゃぎ。怖い怖いといいながら、恐る恐る森の中を歩
く女の子達。しかし、いざトラップを仕掛けた木に近づくと、我先に笹を掻き分
け目的の木へ・・・。ワイルドだぜ〜。
就寝前にスタッフ『カメ』の怪談話で盛り上がり、21時30分には就寝。おや
すみなさい。早く寝てホットしたスタッフ。
が!!
子ども達がなぜこんなにもおとなしく早寝したのか、今朝わかりました。
起床、4時。ありがたいことに片っ端からスタッフに声をかけ、『早く行かない
とカブトムシが逃げる!』と。カブトムシより先に、その場から逃げ出したくな
るスタッフ。こんな些細な子どもの行動にも私達が大切にする体験学習法が隠れ
ています。
『カブトムシ採りにみる体験学習法』
強い目的を持つ⇒行動する⇒結果が出る⇒失敗する(カブトムシがいない)⇒考
える⇒もう一度チャレンジする⇒結果が出る⇒成功する(カブトムシ採取)
体験学習法で大切なことは、体験した後の『振り返り』と『失敗をいかしもう一
度チャレンジする』ということです。体験学習法では失敗することは恐れませ
ん。大事なのは、なぜ失敗したのかを分析し、再度挑戦することです。子ども達
をみていると自然とそんな学習方法が生まれながらに身についているよにも感じ
ます。大人は子ども達の失敗を恐れ、何かと教えたがりますが、時にそれをぐっ
と我慢し、見守ることも大切です。子どもはとても優れた力を持っています。そ
んな力をスムーズに引き出せる場所、それが『森』ではないかと信じています。
きむ

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