
(くずまき交流館プラトー)
TEL:0195-66-0555/営業時間:9時~20時(年中無休)/電話受付:8時~19時
〒028-5402 岩手県岩手郡葛巻町葛巻40-57-176
くずまき高原牧場は、一般社団法人葛巻町畜産開発公社が運営しています。
Copyright © Kuzumakimachi Chikusan Kaihatsu kosha All Rights Reserved.
ここだけの話ですが、牧場の森にある小さな小川にカッパが出没するんです。夏の蒸し暑くどんよりとした日に限って・・・。
その名も、カメガッパ、大将ガッパ、みーちゃんガッパ、よっこガッパ。頭にはカッパのトレードマークともいえる皿があり(よく見ると笹のようにも見えるが)、顔は水性絵の具で急いでベタ塗りしたかのような乱雑な緑色をしています。
その中でも、カメガッパは「カッパ先生」と呼ばれており、ここの主のようです。彼らはとても恥ずかしがり屋で、普段はなかなか姿を見せません。しかし、この日は子ども達の呼びかけに見事に応え、笹藪の中かひょこと現れ、びみょーなテンションで「みんな、僕たちは水遊びのプロ。僕たちと遊びたいかい?」と聞くと、三分の一くらいの子ども達がなんとか手を挙げるしまつ。あせったカッパ先生はこれを3度繰り替えし何とか全員がカッパ先生と遊ぶ気になりました(笑)しかし、いざ森に出かけるとそこは子ども達の歓声が響き渡ります。
午前中の子ども達の活動は「虫採り」「ウオータースライダー」「はっぱじゃんけん」など盛りだくさん。その中でも「虫採り」は大人気。
森のようちえんを1年間取材いただいている川代プロカメラマン。普段は「先生」と呼ばれるほどのカメラ先生。川代さんが切り取る子ども達の姿は多くのママパパを感動に落とし込みます。
そんな川代先生も子どもの手にかかればこの通り。
「捕獲〜!!!」
為すすべなしです。
恐るべし森の園児!
その間、ママパパはダッチオーブンを使って「くずまき高原牛肉ローストビーフ」作りに挑戦!ローストする熱源は薪を使います。なので、煙がすごいすごいのってみんな涙目です。でも、苦労してつくったローストビーフの味は格別!普段はお肉をあまり食べない子も今日に限ってはたくさん食べました。
さて、午後はカッパ先生の住みかである小さな小川へ移動。そこにはなんと、元気なイワナがいるではありませんか!子ども達が川に入り手づかみでイワナを追いかけます!しか〜し、そんな簡単に捕まるほどイワナの泳ぎはやぼではありません。ついに、網が登場。それでもなかなか捕まえれません。ついについに、お父さん登場!!!初日は、川からの歓声の多くはお父さんでした。子どもよりもお父さんが楽しんでしまった模様です。2日目は初日の反省(笑)を活かし、パパママには入水は極力我慢いただきました。
採ったイワナは子ども達が焼きます。
「普段は2口くらいしか魚を食べないんです」という子どもさんも、
「今日は4匹も食べました」とのご報告もいただきました。
何事も自分で意欲的に取り組んだことは最後まで関心が持続するのでしょう。主体的に、そして創造的に。私たちの森のようちえんの合い言葉です。
またカッパ先生に会えるかな〜。
次回の森のようちえんは「お泊まり会」です。
お楽しみに〜
(終わり)
きむ