子どもの純粋な言葉には力がある

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今日の活動の報告の前に、キャンプネーム「やまちゃん」のと交わした会話をご紹介します。
当該活動は、「子どもゆめ基金(国立青少年教育振興機構)」の助成を受けて長年実施してきました。助成金は、活動に必要な備品や全国からあつまるスタッフの交通費、謝礼などに使用しています。そのおかげで、優秀なスタッフを毎年参集することができます。しかし、先般の仕分け作業にて、この「子どもゆめ基金」が廃止との結論がなされたことは記憶に新しいところです。
その廃止の結果について、こんなやりとりがありました。
●やまちゃん
「キム、子どもゆめ基金がなくなったらスノーワンダーランドもなくなっちゃうの?」
●キム
「ゆめ基金がなくなっても大切な活動だから絶対になくならないよ」
●やまちゃん
「よかった、安心したよ」
●キム
「やまちゃんのような子ども達が、ゆめ基金の廃止について反対してくれたら、もしかしたら政治家は心動かされて存続になるかもよ」
●やまちゃん
「きっとだめだよ、あの人達は頭が固いんだ。体験した人にしかゆめ基金の活動の良さはわからないよ」
小さな子どもと交わした何気ない会話に、短期的な費用対効果のみで仕分けを行う大人の姿勢に反省を感じると同時に、体験学習の必要性について子どもなりに理解していることに驚きと感動を覚えました。
子どもの純粋な言葉には、大人以上の重みがあることを改めて感じた一幕でした。
 
 

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