
(くずまき交流館プラトー)
TEL:0195-66-0555/営業時間:9時~20時(年中無休)/電話受付:8時~19時
〒028-5402 岩手県岩手郡葛巻町葛巻40-57-176
くずまき高原牧場は、一般社団法人葛巻町畜産開発公社が運営しています。
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岩手県葛巻町は北緯40度に位置する東北一の酪農の町です。葛巻町には約10,000頭の乳牛が飼育され、日量約100tの牛乳を生産しています。そしてくずまき高原牧場では2,000頭以上の牛(ホルスタイン)を飼養し、内、80頭の搾乳牛を管理しています。スノーワンダーランドに参加した子どもたちは、毎日、ここで生産された牛乳やヨーグルト、そして牛肉等を飲食します。しかし、今の時代は、子どもたちが直接食の生産に関わる機会が少なくなったが故に、いつ・どこで・だれが・どんな方法で・どんな思いで食べ物を生産しているのかを知ることができなくなりました。結果、食べ物を大切にする心や、家畜の生涯に関する理解が希薄になってはいないでしょうか。そこで、スノーワンダーランドでは、毎日子どもたちが口にする畜産物、畜産加工物を生産してくれる動物たちのお世話をし、食に対する関心、生き物に対する愛情を高める活動をします。
今日は、1月6日(水)から始まる朝食前の家畜の世話に向けて、実際に牛が生活する牛舎へ徒歩で移動し、えさやり等の練習を積んできました。途中、新たに生まれた小さな命と触れ合うこともできました。その様子をご紹介します。
昼食後、子どもたちは徒歩で牛舎まで移動します。片道30分程度の距離。淡々黙々と歩くだけではつまらない・・・どうせ歩くなら楽しく牛舎まで歩きたい!という子どもたち。結果、歩くというよりは深い雪をこぎ、急な斜面を滑り降り、時には飛び降り、まさに七転八倒しながら「子どもらしく!」牛舎まで移動。子どもたちの内から湧き上がるワクワクドキドキが伝わりますでしょうか笑?
無事に着いた先で早速、牛へのえさやり。牛にも個性があり、なかなか近づいてもこない臆病な仔牛もいたり、子どもたちに臆することなく与えられた餌をもりもり食べる仔牛もいたり。こんな牛の個性は教科書からは決して学べません。生きた教材だからこそなせる技です。子どもたちの牛を観察する目も真剣そのものです。
明日から、朝食まえ7時半より仔牛のえさやりの挑戦が始まります。
きむ