ファームワンダーランド1日目 その2

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テントの設営が終わると、次は荷物の運び込み。これがなかなか重い・・・。それでも自分の力でできるところまで運ぶ。どうしても助けが必要な時は、自分から「手伝ってちょうーだい」と助けを求める。全ては主体的に、内発的に、を大切にしているのです。


おや、何か少し意見の対立があるようです。聞き耳を立ててみると・・・これから牛のお世話の予定でしたが、どうしても森の中で思いっきり遊びたい!と言い始めた子がいるようです。すると、ある子どもは「だめだよ。みんなで行動しないと」それでも森で遊びたいという気持ちを抑えることができません。そこで彼らが出した「合意形成」はそれぞれがやりたいことをやる!でした。結果はともあれ、多数決ではなく、みんなが合意形成する話し合いはなかなかできるものではありません。子ども達は本来、集団遊びから議論することを学び、時間をかけて合意形成までのプロセスを経験していきます。大人があーしなさい、こーしなさいでは議論を果たしたとはいえません。何事も私たちは「待つ」ということが要求されます。忍耐。

さて、話し合いの後、8名は牛の世話に徒歩で出かけました。時間にして20分。それでも牛に会いたい、牛のお世話がしたいとのことでした。牛舎では、くずまき高原牧場の山中先生が優しく丁寧に指導くださいました。お世話のあとは質問の嵐!あまりに質問が多くてさすがに途中で区切りをつけさせていただきました・・・。「待て」なくてすみませんでした。


(続く)
きむ

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