カテゴリ“お知らせ”の特集・お知らせ一覧

時に、ワンダーではマナー違反も許される!?

サマーワンダーランド6日目、仲間との最後の夕食。今日は豪華に、くずまき高原牛肉の焼肉パーティーです。
おいしいお肉を鉄板でじゅーじゅー焼きながら、仲間と一週間を振り返ります。いつもよりさらに、話も弾みます。
食べながらふいにこんな事を発言した子どもがいました。
「かわいい牛の世話をしたのに、牛肉を食べるなんて悪い気がする」
その通りです。だから感謝の気持ちをこめて頂きますをするんだよね。体験を通じて、こんな事を子ども達が自然と感じているなんて嬉しいですね。これが体験学習の強みです。子どもが自ら発見したことが一番身につく!
さて、そんな楽しい夕食時、ふと背の空を見渡すと、こんな感動的な夕焼けが・・・思わず絶句状態。

しかし、子ども達は食事中。これまでも何度と無く食事のマナーについて厳しく指導していた私(きむ)がいて、でもこの夕日はあと5分ともたないと直感した私がいて、3秒間、心の中で葛藤。
答えは「みんな〜凄く綺麗な夕日が見られるぞ〜!もう今日しか見られないから、今、持っている箸と皿をおいて行くぞ〜」
完全に反面教師になりさがったきむ。食事に対する罪悪感、それでも子ども達が全速力で走っていき、歓声をあげている姿を見ると、なんとか心も和らぎます(笑)



「その時、その瞬間にしかできないことをやろう。それが子ども達の感動につながるはず。」カウンセラーと大切にしてきた一貫した理念。
ぶれない思いをもったスタッフとキャンプを運営できるからこそ、毎年、多くの感動を共有できるのだと確信しています。
ありがとうカウンセラーのみんな。
(続く)
きむ

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6日目 キャンプファイヤースタンツ準備

今年のサマーワンダーランドは既に、感動的に幕を閉じましたが、
ブログは続きます!
キャンプも残すところあと一日。
今夜は最後の夜を、一週間を共に過ごした仲間、スタッフそして火之神と振り返りを行う大切な儀式があります。
そこで各班毎に、一週間を振り返り発表をする「スタンツ」を実施します。キャンプの集大成のスタンツ、準備にもそれなりの時間がかかります。
さらには、ここでも様々な対立(意見のぶつかり合い)は起こります。しかし、そのような対立を何度と無く経験し解決してきた班の子ども達には、既に意見の相違を受け入れる心と、全員が納得しなければスタンツを実施する意味はないことは十分理解しています。




だからこそ、こんなやりとりが起こります。
てっぺいが「スタンツ」はやりたくないとふさぎ込んでしまい、テントから一歩も外にでません。カウンセラーも親身に寄り添い話を聞いていましたが、次第に話すことすら困難になってしまいました。理由は、過去に学校の学習発表会で失敗した際に、辛い思いを経験したそうです。そのときに困っている仲間をフォローする仲間達、クラスであれば・・・。
これまでてっぺいは班の中心的な存在でした。何をやるにしてもてっぺいが先頭に立つ仲間のまとめ役でした。誰かが困った時も優しい言葉をかけたり、話し合いが進まない時もみんなの意見を引き出したり。だからこそ、カウンセラーや仲間も動揺します。
一方、班の仲間は1人かけてはスタンツの意味がないとひたすら仲間を待ちます。「てっぺいと最後まで一緒にいたい」「てっぺいができることをみんなで考えたい」「てっぺいをみんなでささえたい」「てっぺいを一人にしないようにスタンツを考える」こんな仲間がいることを本人に伝えました。
本人は涙を流しながらなんとかテントの外に出てきました。
「少し森の中でゆっくり話をしよう」
「うん・・」と小さくうなずきます。
森の小高い丘でてっぺいと森を見下ろします。次第に心が落ち着きを取り戻します。それを見計らい「冒険」の話をしました。
「冒険とは、ハラハラ、ドキドキ、ワクワクを感じるような事を、勇気を持って一歩踏みだし挑戦すること。てっぺいがテントから出てきたことも、このキャンプに参加したことも全ては冒険。勇気がないとできないこと。だから、てっぺいは勇気があるんだよ。スタンツも同じ。怖い、辛い、苦手、その気持ちはよく分かる。でも、一歩踏み出す勇気があれば、てっぺいを待っている仲間が喜ぶ。これって嬉しいことじゃない?」
「うん・・・」
小さくうなずいたてっぺいの目には、大粒の涙が浮かんでいます。再び、みんなの元へ一歩踏み出したてっぺい。
「みんなといっしょにやりたい・・・」
もちろん仲間の受け入れ体制は万全。「てっぺいが一人にならないようにスタンツを考えるよ」とみんなが声をかけます。
その夜、聖なる火を前に、子ども達は一週間の思いをスタンツに全て込めました。
てっぺいはというと・・・自信と勇気を取り戻し、いつの間にかスタンツの中心に!
とてもすばらしいスタンツに感動しました。
楽しい夜も終演。
あとは、明日の別れを迎えるだけとなりました。
(続く)
きむ

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星座観察☆ 流れ星あらわる!

5日目の夜は星座観察。
今日は4時起きで朝日を拝み、夕刻は沈む夕日を拝み、夜は満天の星空観察です。
小岩井農牧の斉藤先生にお越し頂き、子ども達に星座の楽しい世界を伝えていただきました。
くずまき高原牧場は星座観察の絶好ポイント。天の川もしっかりと観察できるほど。「星がすぐそこにあって、手が届きそう!」と発言する子どもも。
観察時間はおよそ40分。その間に、なんと5回も流れ星が現れたではありませんか!しかも、一回は尾を引くほどの大きな流れ星。芝生の上に大の字の寝っ転がり、自然のプラネタリュウムに子ども達はしばし感動したのでした。
それぞれが、どんな願い事をしたのか。
夜に芝生に大の字に寝そべって何を思うのか。
ただ、葛巻町で見た満天の星空と、みんなで歓声をあげた流れ星は
一生の思い出として子ども達の記憶に残ることを願いました。
そして、いつの日か次の世代に、この感動を伝えてほしいと。

(続く)
きむ

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巨大!石窯ピザ♪

5日目の夕食は、巨大な石窯ピザ!
子ども達の大好きなピザ。今日はピザ生地から作ります。みんなで力を合わせ生地をこね、鉄板サイズに伸ばします。ぺたぺたペた、まるで粘土で遊んでいるかのように子ども達は大はしゃぎ。見る見るうちに生地が伸びていきます。

さぁ、いよいよトッピングも終わ石窯のなかへピザを入れます!
これだけでもおいしそ〜。子ども達の目はもうまん丸。

あまりにも大きいので、コンパネに鉄板を乗せ、みんなで運びます。まさかこの上にピザが載っているとは誰も想像がつきません。

いざ、ナイフをピザにいれる!

本当においしいピザができました〜。

(続く)
きむ

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キャンプ5日目 心残りタイム

キャンプ5日目は心残りタイム、班または個人でやり残したこと、やりたいことを自由にできる特別な時間。
こちらのグループは川でお昼寝をしたいと言い残し出発したはずが・・・気がつけばパンツ一枚で大はしゃぎ。さらに、川にサンショウウオらしい生き物を発見したらしく、その証拠写真をとってくれたのはいいが、ピンぼけ!!!結局何の生き物なのか分からず終い。残念!

こちらの班は今日も虫取り!しかも往復6.6?もある街頭目指して。昨日からの移動距離は実に13.2?。しかも、この子達は朝4時に起きて日の出をみたグループ。子ども達の体力は限界知らずです。

お花畑で昆虫探し。

ここは、目的の街頭下の土を掘っているところ。実は、この方法で昨日,
カブトムシ8匹捕まえていたのです。

こちらはコンテナから足の生えた変わった生き物です。実際、突然、動き出したのでびっくりしました。

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キャンプ5日目 涙のさようなら ありがとうなっちゃん!

キャンプ5日目。子ども達にとって、私たちスタッフにとっても淋しい日がやってきました。
これまでキャンプの装備スタッフとして支えてくれた「なっちゃん」が帰らなくてはならない日です。装備スタッフとは、子ども達の活動が安全にかつ円滑に進むよう準備や片づけなどを役割とする縁の下の力持ちです。装備スタッフがいなければ決してキャンプは運営できません。特にもなっちゃんは、子ども達の活動で汚れた衣類を、毎日夜遅くまで洗濯をしてくれていました。しかも37人分も。それ以外にも食事の準備であったり、カメラ記録であったり縦横無尽に駆け回るとてもきついポジションです。それは、子ども達も十分に感じていました。
だからこそ、なっちゃんがここを去る日に、内緒で感謝の気持ちをこめたお手紙を渡すセレモニーを朝食に行いました。手紙の準備は、その日の朝ということもあり、なんとかなっちゃんにばれないように、同じく装備スタッフのこうちゃんがあれやこれやと理屈をこね、1時間ほど連れ回し。後半は、きむのところに近寄ってきて、「きむ、もう限界です。何も連れ回す理由がなくなりました。どう考えてもなっちゃんもおかしいと思っていると思います。助けてください。」(笑)
こうちゃんはとてもシャイな好青年。誰にもやさしくておっとりしているため、このミッションはさすがに酷だったかもしれないとあとから気づきましたが、何とが成し遂げいざセレモニーへ。
朝食の頂きます前に、きむがみんなに「今日は特別な日だよね!みんな、なんで?」と尋ねると、「今日の朝食のソーセージは高そう!」だの「ベーコンがいつもより大きい!」だの「サラダがおいしそう!」だの、なんか見当違いの意見がボンボンと飛び交う中、メッシが、恥ずかしそうに「なっちゃんが最後の日・・・」ありがとうメッシ、それを待っていたのです。
なっちゃんは驚きの表情、そしてこうちゃんの意味不明な言動がリンク。次第に表情がうるうると・・・。
さぁ、牛乳コンテナのステージへ。子ども達から感謝の思いが詰まったメッセージカードが。なっちゃんの姿はきっと子ども達の優しい思い出として存在し続けるでしょう。

一生の宝物。そこには心温まるメッセージが書かれていました。思わずきむもぐぅ〜ときました。みんなはとても優しい子です。

なっちゃんのやさしいさが詰まった子ども達の洗濯物。

なっちゃんを囲んだ最後の写真。はい、チーズ!

こうちゃんが運転する車で駅まで帰ります。車を追いかける子ども達。ワンダーを一緒に過ごした大切な大切な仲間が一人、ここを去りました。

ワンダーで経験する喜怒哀楽。ホームシックで経験する哀。なっちゃんとの別れで経験する哀。最終日に経験する仲間との別れの哀。
ワンダーで経験する全ての哀が、子ども達の優しさと強さの糧となることを願ってやみません。
(続く)
きむ

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いただきま〜す!

「いただきま〜す」森に大きくこだまするいただきます。はっきりいってどなっているようにしか聞こえません(笑)。そのくらい大きな声でいただきますをします。未だになぜかわかりません。ただ、私たちも不思議とお腹から大声を上げたくなる場所、仲間、雰囲気があることは間違いありません。とっても気持ちがいいのです。そんな感動も子ども達が仲間とともに経験することに意味があると感じでいます。
食事を食べる場所は、特に決めていません。ですから、この日は3班の子ども達は景色のいいところで食べたいと、みんなで机を運び、食卓を設置。とても贅沢な食卓です。




(続く)
きむ

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キャンプ4日目 今日の夕食はダッチオーブンカレー!

野外炊事の王様といえばカレーライス!ワンダーランドでは、多くの料理をダッチオーブン(鉄鍋)で調理します。これが絶品!適度な圧力釜の役割を果たすダッチオーブンで作るカレーは、野菜がほくほく、お肉がやわやわ、カレーがとろ〜り。さらには、ご飯もダッチオーブンで炊きます。子ども達は口々に「今まで食べたカレーライスで一番おいしい!」と話します。仲間と協力して作りからこそより一層おいしいのでしょう。その子ども達の積極果敢な奮闘ぶりをご覧ください。
火付け。まるでダンシングベイビーのようなコミカルな動きで風を送り込みます。

まな板まで切ってしまいそうなくらいの気合いの入りよう。上手に切れています。

鍋のご機嫌取りは私たちにまかせなさい!


皿洗いもお手の物。皿が綺麗になる代わりに、服がびしょびしょです。

(続く)
きむ

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キャンプ4日目 昆虫採集

キャンプ4日目。今日は牧場の周りにいる昆虫の調査です。キャンプ期間中、子ども達は森の中でテント生活を送っています。しかし、本来、森は私たちが生活する前に、多くの生き物を培う土地なのです。そこに、私たちがおじゃまするわけですから、一体、どんな隣人が生活しているのかを調査をする、というストーリーです。
調査するには、昆虫と出会わなければなりません。その方法は次の2つ。
?あみ
?虫トラップ
?について、具体的にはエサトラップの事です。今回はバナナと焼酎、カルピスの2種類を使います。
早速エサとラップ作りから。みんなでバナナを手でつぶします。そのあと焼酎をいれしばし発酵させます。

エサの準備ができたら地図でトラップの仕掛け場所を班毎に話し合い。

おや、既に何か捕まえたようです。



トラップを仕掛けたあとは、夜に再び観察に出かけます。それまでは、ドキドキワクワク。一体どんな昆虫が集まってくるのか。
今回のトラップを仕掛ける際に、ある班はキャンプ場から3.3?(往復6.6?)の電灯まで歩いた班がありました。もちろん、私の想定外の採取活動です。しかし、地図の枠にとらわれずに、自分たちの意見を出したことは評価すべきでしょう。よろこんでサポートしました。子ども達は口々に「苦労すればきっといいことある!」だそうです。全くそのとおりだよね。
(続く)
きむ

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キャンプ3日目 野外炊事

今夜の夕食は野外炊事。メニューは永遠のベストセラー「やきそば」!大きな鉄板で野菜とお肉と焼きそばをじゅーじゅー焼き上げます。まずは火おこしから。
子どもは火が大好きです。私も小さい頃は近くの牧場でよく火遊びをしました。杉の枝をとってきては燃やし、水をかけ消火。これの繰り返し。しかし、この遊びだけで一日中過ごした記憶もあります。
さぁー子ども達の火おこし大会です。
モクモクとくすぶって煙が出ると子ども達はみな目に涙を浮かべ、「痛い痛い」と叫びます。しかし、その顔はなぜか笑顔・・・。
初めて自然の中で生活すると嫌なことだらけです。虫、突然の雨、煙・・・でも、それを嫌と感じるかは自身の気持ち次第。雨を楽しいと遊びに変える発想があれば、虫に興味をもつ感性があれば、煙が目にはいるのも楽しいと思える仲間がいれば、子ども達の活動の幅はぐ〜と広がり、気づき(学びが)より多くなります。
事実、初日の森で牛アブに怯えていた子ども達が、今ではほとんど気にしなくなり、中には顔にとまったアブを素手で捕まえて、「きむ〜アブとったよ〜」と報告にきてくれた1年生もいます(笑)。虫の死骸だって怖くありません。昨日はオニヤンマの干からびた死骸を目を輝かせながら「きむにプレゼント」ともって来てくれました(大笑)。





P.S
今回の活動は8月3日の活動報告です。ご報告が遅れてしまいました。4日分も何とか本日更新したいと思いますので、お楽しみください。
それと、今日(8月5日)は子ども達と朝4時に起きて日の出を見ました!一切の強制はなく、全ては自己の意志のみで決定し、起きる努力をするというもの。37名中、23名が日の出を拝みました!あとは、迎えた朝日を、送る作業、日の入りもみんなで見ます!太陽にお別れを告げた後は、星空の観察です。こんな身近でダイナミックな現象に子ども達は大きな感動を得ました。地球よ、自転してくれて、ありがとう!
(続く)
きむ

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