大坊峠は標高646m「くずまき高原牧場」は20mは違うだろうか?
下界とはいつも異なる、さわやかな高原の風が流れている。
16:00チェックイン。
まだ日も高いし時間もある。
「風の丘展望台」にのぼろう!とマムも乗り気。
のどの渇きを潤すために「くずまき高原牧場」と書かれた水を売店で買い求め、牧場を一望できる「風の丘展望台」を目指した。
水は八幡平市の金沢清水から採取した天然ミネラルウオーターと書いてある。 八幡平市とくずまき町は山ぶどうを使ったワインなど相互に連携しあった商品づくりをしているらしい。
この天然水もその一貫であろうか?
さて「風の丘展望台」を目的地とするなら、まっすぐその場所を目指すのもよい。
道すがらの周りの状態を観察して歩くのもまた楽しみの一つなんです。
前だけを見ているとみつかるはずがない「きのこ」も発見する。
食べられるものではないが、湿度気温の変化などで出てきたりする。
既に秋の気配がここにはある。
なにげない草「血止め草」 。
日陰を好むが庭の芝生に出ると根でしつこく増えるため、芝生も侵略されてしまう。
しかし、この草の葉をすりつぶして塗るか葉を傷口に付けると血が止まるという。
そんな事がわかれば、なぜかかわいく見えてしまう。
しかし、芝生では厄介な草でもある。
時間に余裕があるなら、あたりに目を配りつつ、発見しながらの散策は楽しいものだ。
いよいよ「風の丘展望台」に近づく。
頂きに鎮座する兜岩。
割れ目から「ヤマウド」が大きく伸びている。
いよいよ展望台に到着し365度のパノラマを体感する。
草原を吹き抜ける爽やかな風が、心地よくかいた汗を吹き飛ばしてくれる。
展望台からのパノラマ。
三脚を持って来なかったので、ほんの一部しか撮影できない。
広大な牧草地でのんびりと草を食んでいる牛の姿も見える。
一日にどんな量の草を食べるのだろう?
高原の一部として毎日を送る牛たち、良質の製品はこんな環境で育つ牛や自然の中から生まれるのでしょう。
納得できる様な気がする。
「風の丘展望台」から下る途中には「野生のクワの実」が黒く色づいている。
2~3粒ほおばってみる「あまい」。 ほとんど食べることがないので、今となっては懐かしい。
あら! (*^_^*) 笹の葉が奇麗? とマム
笹の葉に目をやる。
笹もち、おにぎり、笹寿司、笹の葉の活用範囲は広い。
今では家庭で使う事もなくなりました。
北海道ではクマザサ茶としても販売されている
あれこれと会話を交わしながら、本館へ戻り荷物を持って部屋へ。
さ~とシャワーを浴びてすっきりして夕食の時間を迎える。
本日は「和牛カルビ焼き肉セット」を注文。
焼き肉ハウスへと移動する。
和牛カルビと焼き野菜(キャベツ・玉ネギ・椎茸・ピーマン)、ごはん・香の物・味噌汁付を2人前。
マムはウーロン茶、ダディは生ビールをオーダーし焼き肉を摘む。
キーンと冷えたビールを一気に流し込む。( ^^) _U~~
焼き肉もうまい。 v(^O^)v
生ビールを追加オーダーする。
今日も生きていて良かった!と思えるひと時。
焼き肉は定番の「くずまきワイン入り焼き肉のタレ」で味わう。
肉にからめ口に含んだとき、本醸造醤油味はマイルド、甘みも丁度いい。
くずまき産の牛肉をいただくなら、くずまき産のワインが入ったタレに限る。
「牛カルビ」ってどんな印象でしょうか? 脂身が意外と多く感じませんか? そこが良くて若者には好まれるかも知れません。
今回いただいている「くずまき高原牧場産」の「和牛カルビ」。
脂の入り具合が少し違う様に思えてならない。細かいのだ。
脂が肉全体に均一にちりばめられている。しかし、脂っこさはさほど感じない。
肉質はしっかりして、噛みこめば肉の旨みがしっかりと味わえる。
くずまき高原牧場の牛たちを育成するマスは、ほかの飼育場より広いスペースを確保しているとういう。
動き回る範囲が広いということは、しっかりとした肉質が生まれるゆえんであろう。
セットなのでご飯と味噌汁と牛乳が付きます。
多少のアルコールが陽気な遊びを誘う。
焼き上げた肉に「焼き肉のたれ」を絡めてご飯の上に乗せる。
「特製焼き肉丼」の完成 \(~o~)/ 焼き肉のタレ恐るべし。
こんな食べ方も有りかもしれない。 と言うよりしてしまった。 はっはっは (^。^)y-.。o○
そんなこんなで、会話も弾みながら楽しい時間が過ぎる。
完食!!
ゆったりと流れる時間、後片付けもいらないマムはニコニコ顔。
満足~。
現在、くずまき高原牧場で販売・提供されている牛肉は、岩手畜産流通センターに於いて、昨年と畜し冷凍保存された枝肉を提供しているという。くずまき高原牧場内で生産された飼料を与え、くずまき高原牧場内での品質管理と責任を明確にし安全・安心・高品質な製品を提供している、という自信が感じられました。
■くずまき高原牛カルビセット (大人 1,400円 、小学生 1,260円 、幼児 700円)
■黒毛和牛カルビセット (大人 1,900円 、小学生 1,710円 、幼児 800円)
タイミング良く晴れ、夕日が沈む時間に遭遇する。
くずまき高原の稜線は沈む夕日に、ほのかなオレンジ色に染まります。
ベンチに座り少しの間ロマンの香りが漂う。
夕日が地平線に隠れるまで流れる時間を楽しむ。
マムは部屋に入ってTVを見ている。 上下の瞼が仲良くなりそう。(-_-)zzz
ダディも風呂に使って疲れを癒し、明日に備えます。(^o^)/
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