カテゴリ“お知らせ”の特集・お知らせ一覧

ピューピューきたかぜへのかっぱ!森のようちえんお泊まり会

27日、28日の二日間、第11回森のようちえん(お泊まり会)が
開催されました。じわりじわりと厳しい冬へ確実に近づいている
今日この頃。初日の朝の気温(牧場内)は、
なんと、−5℃!
こんな寒さの中でも、ためらうことなく、午前中の活動は森森森。
自然の変化を自分の肌で感じ取ることもとても大切だと考えてい
るからです。もちろん、子ども達やママパパの服装は、冬仕様。
さて、今回はどんな森のようちえんが展開されたのでしょうか〜。
まずは、これ!

森のようちえんに新たな仲間(オブジェ)が加わりました。実は、
参加者のお父さんの一人が、チェーンソーで創作してくださった
『森の熊さん』です。とってもかわいいですよね。一見乱暴そう
に見える道具、チェーンソーでこんな細かな創作ができるなんて
信じられません。これ以外にも、もっと大きな『森の熊さん』を
提供してくださるとのこと。本当に嬉しかったです。ありがとう
ございます。楽しみにしています。
で、ここからは『森の熊さん』の身に突然降りかかったハプニン
グを紹介します(笑)。午前中の森での活動が終わり、昼食会場
へ移動している時、突然、『ごろん!』と何かが倒れる音が。次
に、『この〜』『えい!』『たおしたぞ〜』のかわいらしい声が。
なんと、完全無抵抗の森の熊さんに襲いかかる、2人の小人がい
るではありませんか(笑)。背格好も大きく違わない相手に、何
か闘争心をかき立てられたのでしょうか?お母さん曰く、『無抵
抗のものには強気なんです』(笑)。YレンジャーとTレンジャー
本物の熊さんにあったら、素直に降参してくださいね。
『森の熊さん』のほろ苦いようちえんデビューのお話でした。
さて、気おとり直して、
森の紙芝居で始まった森のようちえん、今回の紙芝居は『でっか
いぞう』。さおりんの優しい読み聞かせに、子ども達だけではな
く、お父さん達も思わずうっとり。○○パパとまねをしてみまし
たが、全く受け入れられず。声の力は凄いですね。
毎回大人気の森のブランコ。すごい勢いで後ろから押しています
が、なんだか楽しそう。木の葉が落ち、視界が広がった森を見下
ろしながらの空中ブランコです。

寒い日は、火をたけば寒さをしのげる!生きる力ですよね。寒い
寒いと嘆くのではなく、どうやったら寒さから身を守れるか、実
体験を通じて学んでいきます。

スタッフも生き生きしています!かめ、のぶ、クッキー、さおり
ん、みーちゃん、たいしょう、よっしー。みんな子どもが大好き
です。森のようちえんに欠かせない心優しいお兄さんお姉さんで
す。


雲一つ無い晴天に恵まれ、子ども達がにぎやかに森を駆け回って
いるちょうどその時、パパの身に異変が! 
     
                         (つづく)
きむ

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森のようちえん秋の写真展♪ ついに盛岡進出!

4月に開園したくずまき高原牧場の森のようちえん。
森では毎回、子ども達の主体的な遊びが繰り広げら
れています。一方で、ママパパはそんな子ども達を
温かく見守りながら、自身も『大人の時間』と称し
て様々な自然体験を堪能します。
そこには言葉では説明しつくせないほどの、小さく
も沢山の感動が瞬間瞬間に訪れます。『あ!、この
子の言動を誰かに伝えたい!見せたい!』と思って
も難しいですよね。そんな誰もが伝えきれない感動
を心に記憶しています。しかし、一人だけその感動
を伝えることができる方がいるのです。そうです。
もうすっかりおなじみとなりましたね。川代プロカ
メラマンです。川代さんには1年間、子ども達が牧
場で見せる様々な表情を撮影いただいています。笑
顔、泣き顔、しかめっ面、泥だらけの笑顔。まるで
おとぎの国にでも迷い込んだかのようなとても繊細
で温かな風景が確かに存在します。
そんな森のようちえんの世界を多くの方々にもご紹
介したいと思い、これまで川代さんと牧場のコラボ
による、森のようちえん写真展を開催してきました。
前回までの春編、夏編の写真展はくずまき高原牧場
で開催しましたが、次回の秋編はついに、盛岡で開
催致します。場所は、現在交渉中です。確定次第、
改めてご連絡致します。
ただ、1点だけ確定していることがあります。
それは・・・期日です。
次回の森のようちえん写真展(秋編)は
平成22年12月25日(土)、26日(日)の2日間!
まさにハッピークリスマス森のようちえん写真展です!
この写真を見れば、幸せなクリスマスを過ごせるこ
と間違いなし!
乞うご期待!
きむ

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冬の匂いと記憶



『今日、冬の匂いを感じました。どこかとても懐かしい匂いです』
思い起こされる情景は、辺りがすっかり薄暗くなった冬の夕刻、
当時通っていた盛岡市内の保育園から5時半過ぎに母親と納豆
巻きを片手に徒歩で帰宅する幼少期の思いです。自宅と保育園
は片道40分の距離でた。母親はよく、途中にあるスーパーで
なが〜い納豆巻きを買ってくれ、私はそれを口一杯にほおばり
ながら雪をぎゅぎゅと踏みしめ帰りました。
納豆巻は、帰宅途中、私を飽きないようにとの母親の配慮だっ
たのでしょう。
ところで、冬の匂いと聞いて共感できる方、何人いらっしゃる
でしょうか?今の子ども達は、冬の匂いと聞いて共感してくれ
るのかな?ふとそんな事を考えています。
日本、特にも東北は四季がはっきりと肌で感じられる世界でも
特別な地域です。そんな環境に小さい頃からどっぷり浸かって
いると、何となく季節毎の『匂い』を感じる(理解)できるよ
うになりました。
○初春 
雪がとけて新芽が萌える頃の風の匂い
○春  
近くの牧場から流れ届く施肥の匂い
○雨季 
梅雨の前触れか、どんよりと雲が立ちこめ、じっとりと重たい
空気の匂い
○盛夏 
突然の夕立、日中に熱せられたコンクリートから湧きあがる蒸
気の匂い
○秋  
隣の家の台所から届く香ばしいサンマを焼く匂い
○冬  
冷たい空気にとともに流れてくる薪やヒーターの匂い
私の幼少期は、現代に比べれば不便な生活でしたが、それが故
に、生活がとても変化に富んでいたように感じます。人の息づ
かいが今にも聞こえてきそうな、そんな豊かな生活、そして地
域だったからこそ、多くの季節の匂いを当時の情景と共に記憶
することができたのかも知れません。
季節の変わり目はいつも、幼少期の情景(記憶)がす〜と、ご
く自然に呼び覚まされ、些細なことだけど、何となく幸せを感
じる瞬間です。子ども達にも将来、この小さな小さな幸せを感
じることができる、そんな経験をたくさんさせてあげたい、そ
んな場を作りたい。森のようちえんやスノーワンダーランドが
目指すもの、本当はとっても単純なのかもしれないな、と最近
じんわりと感慨にふけっています。
葛巻と関わる、または関わっていただいた子ども達が、今・ど
こで・どんな匂いを感じているのか。きっとその匂いは思い出
と共に、将来の人生を豊かにしてくれることでしょう。
そのためには、やはり、変化に富んだ自然の中へ、一歩踏み出
すことが近道だと信じています。
残念ながら、転勤で森のようちえんを静かに卒業された子ども
達とママパパ、スノーワンダーランドを卒業して高校性、大学
生、社会人に進んだ当時の子ども達。いつまでも、この思いだ
けは共感できることを願っています。
きむ
○蛇足
既にご存じの方も多いと思いますが、特定の匂いがそれにまつ
わる記憶を誘発する現象は、フランスの文豪マルセル・プルー
ストの名にちなみ「プルースト効果」として知られています。

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秋の牧場を満喫♪

昨日は、第10回森のようちえん(追々加)でした。
ここ最近は雨降りが続いていましたが、昨日は最高の秋晴れ。
とてもすがすがしい一日でした。子ども達はもちろん、元気です!
今回は、初参加のご家族が2組!
初めての森のようちえんはいかがでしたでしょうか?
え!?こんな寒いのに大丈夫?
秋なのに外でご飯!?
あれ、お洋服がもう汚れてしまった・・・
子どもに火遊び!!!!?
「いっぽんばし〜いこ〜」?
いつも見慣れた我が子が、森で意外な行動や表情をみせてくれます。
もちろん、秋の森は肌寒いのですが、子どもの好奇心センサーは決して鈍ることはありません。
女の子は森のブランコに熱中!
森の斜面に設置されたブランコに揺られると、
まるで森に投げ出されそうな感覚に襲われます。
これがまたきもち〜い!
初参加のお父さんも試されてましたね。大人が乗っても大丈夫!

その頃、男の子の一部は・・・
ひたすら穴掘り、午前は穴掘り、午後も穴掘り、結局、一日中穴掘り。
最後は、坂をゴロゴロ転がりおちて終了。
大人の感覚では理解に苦しみますが、
子ども達の笑顔や真剣なまなざしを見ているととても楽しいです。

こちらは、ヨッシーお手製の一本橋(大・小)を繰り返しわたっています。
その中に2歳の男の子が参戦。はじめは、怖がってなかなか橋を渡ろうとしません。そのうち、周りのお姉さんをまねて恐る恐る足を踏み出すと、
これが楽しい!!!完全に一本橋の虜となり、繰り返し橋を渡りました。
次第に、橋の上でジャンプジャンプ。おうちに帰っても一本橋があるといいね。お父さんとお母さんは一本橋を家に設置できましたでしょうか(笑)?

こちらは大人気の焼きマシュマロ。
カメと一緒に拾ってきた木の枝先を、ナイフで削ると手製の串が完成。
あとはマシュマロをさして焚き火で軽く焼くだけ。
これが・・・すごくおいしいのです。

第10回の森のようちえんは「ぱくぱくもぐもぐたべすぎちゅういほう!」
昼食は参加されたお父さんお母さんが17台のダッチオーブンを使って、
・石焼き芋
・カボチャの丸焼き(チーズ入り)
・焼きリンゴ
・キャベツのミルフィーユ
・芋ごはん
を作りました。お腹はもちろんパンパンです。
おや、こちらは石で焼き上げた焼き芋ですね。
とっても甘くて、デザート感覚で食べれてしまうんです。
石の輻射熱(一部遠赤外線)はすごいですね。

最近、森のようちえんの輪が次第に広がっていることを嬉しく思います。
来年から森のようちえんを実施したいという団体からの問い合わせや視察も多数受け入れさせていただくようになりました。
身の回りの普段何気なく通り過ぎていた小さな森が、トトロの森のように、子ども達の笑い声が響き渡る豊かな森に変わるの日もそう遠くないかもしれません。
きむ

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スノーワンダーランド


昨晩から降り続いた雪で牧場はご覧の通り一面銀世界、ではありません。
小学校1年生〜中学校3年生を対象にした、厳冬期の子ども長期自然体験キャンプスノーワンダーランドの過去の様子です。
10月より申し込み受付を開始し、早一ヶ月が過ぎました。現時点で申込者数は20名。2年前までであれば定員は20名でしたが、昨年から定員を30名に増やしました〜。申し込み締め切りまで約一ヶ月。みなさんの挑戦をおまちしております!
きむ

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第10回 森のようちえん(追加分)

こんにちは。
連日の森のようちえん開けの月曜日。
私は至って元気ですが、参加されたママパパ、子ども達はいかがでしょう
か。特にも、昨日の森のようちえんは13時頃から雨が降り出しましたね。子ども達は・・・そんなのお構いなしに森遊び。ママパパもリピーターの方々が多いためか、動じる様子もなく、雨が降るというごく当たり前の自然現象を冷静に受け入れ頂いていたように感じます。雨に濡れた方、風邪をひかれていないか心配です。そして、今回も川にドボンしてしまった子、不思議なのは、ほとんどの子が誇らしげに帰ってくること。ママパパが優しく迎え入れてくれること、周りがそれを認める環境があるということが要因の一つですよね。
また、今回はあのやたらと重たいダッチオーブンを17台使い調理を行いました。ダッチオーブンを片手に、キャンプファーヤー台を登り降りしていただきました。手足の筋肉、関節が悲鳴を上げていないことをお祈りします。
さて、昨日の子ども達はというと・・・
自分たちよりも背の高い笹藪の中を探検したり〜、

斜度60度はあるであろう坂を四つんばいではい上がっては、転げ落ちてみたり〜、

何を思ったか木登りを始めたり〜、

実は、これら全て子ども達が自分の意志で行っている『遊び』です。もちろん、スタッフで想定していた『森あそび』はありましたが、みな、自分のお気に入りの場所や遊びがあり、プログラムはおかまいなし!唯一、「焚き火で焼きマシュマロ」だけは全員参加・・・。お菓子には目がないようです。
恐るべし、マシュマロ。
これが、その様子。
森の中に設置してあるキャンプファイヤー台に、薪をくべました。
カンカンに燃え上がる火の粉と熱に、子ども達の顔は真っ赤。全身で熱を感じました。また、モクモクと煙が立ちこめる中、一瞬の風向きの変化で煙が自分の目にはいると、思わす目を押さえて立ち往生。しばらく様子をみていると、煙が向かう風下から風上へと自分で移動を始めました。誰から教わった訳でもない、少し痛い思いをしたことで、自分で考え、自分で判断し、自分で行動をした結果が『自己防衛・自主避難』に結びつきました。大人が先回りし、安全を確保してあげることももちろん大事ですが、時には、子ども達の『自己防衛本能』を育ててあげる場面も、より重要だと考えています。

みんなでわいわい楽しく創り上げた『ダッチオーブンと焚き火で野菜パーティー』。普段は野菜をあまり食べない子も、今日はお腹一杯食べれたとのこと。
何か、アツアツの野菜を口に入れた模様です。とても分かりやすい子どもの純粋なリアクションに喜びを感じました。

インフルエンザが北海道と沖縄で流行し始めたようです。
いずれ県内にも流行の波が押し寄せてくるでしょう。
十分な手荒いとうがいを心がけると同時に、
寒くても外で遊ぶことで、丈夫な体作りにも心がけたいものですね。
きむ

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第10回森のようちえん♪

今週は、くずまき高原牧場に初雪が降りました。
とてもさむ〜い一週間・・・と思いきや、
今日はとても穏やかな一日。
ご覧のとおり。森のすっかり秋一色。
今日から子ども達の服装もかなり重装備になりました。
これならいつ雪が降っても大丈夫!
子ども達は相変わらず元気です!

『この森には、腹ぺこ先生がいるんだよ・・・』
・・・・
・・・・
『カリッ!むしゃむしゃ』
・・・!?
これまで、森のようちえんには森に住む様々な『○○先生』
が登場してきました。
カエル先生、カッパ先生、ハッパ先生。
どの先生も季節毎のいろいろな遊びの達人で、
子ども達のために、森での楽しみ方を身をもって教えてくれました。
しかし、今回は少し様子が違うようです。
腹ぺこ先生・・・単にお腹がすいているだけの先生のようです。
子ども達にお腹が一杯になる料理を着作ってほしいとのこと・・・。
『わかった〜!!』と叫ぶ子。
『いやだ〜森で遊びたい〜!!』と叫ぶ子。
子ども達は2つのグループに分かれて活動開始!
おや、こちらは焚き火でしょうか?

何か一生懸命作っているようです。

大量のダッチオーブンが無造作に放置されています!

頭より大きなカボチャの中をのぞき込む子。なんだろ〜?

言い忘れましたが、
今回の森のようちえんのテーマは、
『ぱくぱくもぐもぐたべすぎちゅういほう!』
みんなお腹一杯に帰りました。食べ過ぎ腹痛に注意ですよ〜。
それにしても、私たちスタッフの予想以上に食べていたのでびっくり
しました。食欲の秋、芸術の秋、秋の森は楽しく美味しいことだらけです。
明日の追加開催に参加のみさなんもお楽しみに!
きむ

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モーモーブラザーズという二人組

モーモーブラザーズとは。
一言で説明すると、
「葛巻町の発展になくてはならない2人組」
情報化時代と言われる今日、インターネット等の急速な発展により
都市と農村の情報往来がリアルタイムに行われるようになりました。
とはいうもの、いまある情報を、いつ、だれに、どこで、どのような
方法で発信するかによって、効果に明暗が生まれることは承知のことと
思います。
そのようなことから、「地方は情報発信が下手だ」そんな言葉を良く耳
にするわけです。
しかし、葛巻町という町は、全国に疲弊する地方都市が多くある中で、都市
と農村の交流推進に成功し、現在も緩やかな発展を遂げている数少ない町
です。事実、毎年約300団体の視察を受け入れ、且つ、地域発展成功
モデル年として多くの研究者の方々が葛巻町の発展経過の分析がなされて
います。
一見不器用に見える地方山村都市「葛巻町」
実は、緻密な戦略、大胆な発想、そして揺るぎない夢をもった町民によって
築き上げらている(現在進行形)町です。
モーモーブラザーズは、熱い町民をユーモアあふれるトークとパフォーマン
スで応援してきた町活性化請負芸人です。
そんなお二人の結成15周年記念パーティーが明日、牧場で開催されます。
15年間お疲れさまでした。
そして、さらに5年間(20周年)へ向けてがんばってくださいと激励の意
味も込めて。
これからの葛巻町の取り組み、何よりもモーモーブラザーズのさらなる活躍
にもご注目ください!応援よろしくお願いします。
きむ

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秋一色 森のようちえん(第9回)

昨日、第9回森のようちえん(3回実施)が終了しました。
全て天候に恵まれ、森に差し込む太陽の光が、赤や黄色の秋の葉を鮮やかに
演出してくれました。
日の光を受け、すかし絵の様に風になびく秋の葉に、
参加いただいたみなさんも、きっと心安らぐ一日をお過ごしいただけたので
はないでしょうか。「森に来てよかった・・・」その一言が何より嬉しく感
じます。
さて、今回の森のようちえんの詳細は、これまで一切非公開でしたが、無事
に終了したことを受けまして報告いたしま〜す。
今回のテーマは「ふわふわきもちいはっぱのおふとん」
その名の通り、秋の森遊び、特にも「葉っぱ」がテーマです。
小学生の頃は通念、近くにある岩手牧場に遊びにいったものでした。
どの季節が特別好きということはありませんでした。
それくらいどの季節も幼心の好奇心を十分に満たしてくれるものだったとい
うことです。
牧場の秋、場内を巡る道にはたくさんの落ち葉。
その上を自転車で進むとぱりぱりと乾燥した音が気持ちを豊かにしてくれた
ことを今でもはっきりと記憶しています。
当時は、葉っぱの池でもあればいいのにな〜と考えながら、
落ち葉の吹きだまりを見つけては散らして遊んでいました。
そんな幼少期の記憶を頼りに、森のようちえんの子ども達にも思う存分落ち
葉の感触や楽しさを肌で感じてほしい!と考えた企画です。
案の序、子ども達は葉っぱの海に大興奮。
はしゃぎすぎて泣き出してしまった子も、気づくと再び落ち葉と格闘。
そのすさまじさは家に着き、着替えをしたときに判明します。

葉っぱの雨です。
夢のような世界ですが、目や口に葉が入ります。
はき出すのも面倒だから少し味見もしてみました。
おすすめはしませんが、子ども達も私以上に食べていたように感じます。

こちらは、どんぐりたんけんたい!
森にはコナラの木がたくさん自生しています。
活動の最中も、風が吹くたびに「ぽたぽた」とどんぐりが落下してきます。
今年はどんぐりが不作との報道がありましたが、ここ葛巻は豊作のように感
じます。

どんぐりをポケット一杯に集めた子ども達は、ドングリのおもちゃをつくり
ました。どんぐりこま、どんぐりやじろべぇ、どんぐりネックレスなどな
ど。どんぐりって本当に楽しいよね。

お昼は秋の味覚盛りだくさん。
まずは、松茸ご飯!!!
いものこ汁!!!
これをダッチオーブンで調理!!!
うまい・・・。
そして、くずまき高原牛乳とヨーグルト!!!
「うちの子はくずまき高原牛乳しか飲まないんです・・・」
こんなお話も頂きました。うれしいですね。
でも、牛乳はみな体にいいから、他の牛乳も毎日飲んでくれると嬉しいで
す。
「うちの子はしいたけは食べないのに、松茸は食べるようです・・・」
こんなお話も頂きました。
きっと、大物になりますよ。
ちなみに、私は小さい頃、母親に乾燥椎茸(スライス)をおやつに出された
ことがありました。怒られたあとだったような・・・。みんなも気をつけよ
う。

楽しい楽しいお食事の様子でした。
今回の森のようちえんで一番驚いたことといえば、
昨日、天然記念物「モリアオガエル」に出会ったことです!!!
テレビや図鑑では良く目にしますが、本物と出くわしたのは生まれて初めて
です。参加者のお父さんが見つけてくれました。ありがとうございます。
この森で大きく育ち、たくさんの子孫を残してくれればいいですね。
「・・・僕の家のザリガニはカエル好きだよ」
天然記念物という規則に縛られない子どもの自由な発言、思わず笑ってしま
いましたが、自然とつきあうことで次第に生き物の大切さも理解していくの
でしょう。次々に生き物を絶滅へと追い込む大人社会に、森のようちえんの
子ども達が一石を投じてくれることを願っています。
来月は11月!
寒いです!
防寒対策をお忘れ無く!
また森で会えることを楽しみにしてます。
きむ

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第9回森のようちえん♪

くずまき高原牧場は秋一色。
色とりどりの葉が森のようちえんのフィールドを彩ります。
さて、今回の森のようちえんの報告ですが・・・
実は今週の24日にも第9回追加(2)が開催されるため
詳細は公開できません!スイマセン。
映像のみ添付しますので、お楽しみください。
秋の空に白樺の木が見事なまでに映えます!

そんな白樺に思わず包容もしたくなるよね♪

あれ?一目散に森の奥へ駆け出しました。

お・おばけ?

いつのまにかブルーシートが滑り台に。

24日お楽しみに!

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